心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

お洒落カフェ潜むゲシュタルトの罠

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【およはうござまいす】

上の字が【おはようございます】に読めちゃうのが、

「全体を見てそれが何か?」を判断する能力【ゲシュタルト】ですが、

下の絵が魚だと判断するのもゲシュタルトだし、

(正確にはこんな魚はいない)

【男】って漢字を30秒くらい見つめると、

「これってホントにこんな漢字だっけ?」と思ってしまうのは、

ゲシュタルト崩壊】です。

 

で、

何故カフェで【ゲシュタルトの罠】なのか?というと、

アメリカーノ】というコーヒーが、

ゲシュタルトのせいで、

ほぼほぼアメリカンだと思われてしまうんです。

ちなみにアメリカンは焙煎が浅く、

カフェインが多く含まれたコーヒーです。

薄いコーヒーではないんですよ。

かたやアメリカーノは、

焙煎が深い豆を高圧抽出した(エスプレッソ)コーヒーを、

お湯で割ったものになります。

カイェフンは少なめで濃い味のコーヒーになります。

全然違うむしろ真逆のコーヒーなんですよ。

でもアメまで見て、

アメリカンだとゲシュタルトの力で認識しちゃうのと、

米沢でアメリカーノを提供している店が絶望的に少なく、

認知度も低いのもあいまって、

オーダーされた方に「アメカリンとは違いますよ!」

と説明するのもなかなか骨が折れます。

ちなみに上の文章で2箇所意図的に間違ってます。

すらすら読めたらゲシュタルトの力ってことで。

 

下は僕のHPです。

僕らの店のページにもここから行けます。

僕の電子書籍【資金ゼロでカフェをつくる方法】も、

こちらからAmazonで買えます。

http://shuhey445.wixsite.com/s-shuhei

 

個人的【米沢で、米沢ラーメン以外で美味しいラーメン4選】

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カフェオーナー仲間の一成君が生きていた頃、

「なぜ人は昼にラーメンを食べに行ってしまうのか?」

「なぜカフェに来ないのか?」
を2人で良く話していました。
一成君が「まずは敵(ラーメン屋)を研究しましょう」って言うので、
【ラーメン部】を結成して週1〜2度、

市内外の一成君オススメのラーメン屋をめぐる活動をしていました。
ここはダシなにだとか、

なに系だとか、
一成君はとても敵(ラーメン屋)に詳しい子だったのですが、
僕は「美味い」「そこそこ」くらい。
そして半年くらい活動して僕らカフェオーナー達の結論は、
「僕らみたいなカフェオーナーが、カフェじゃなくてラーメン屋に行き過ぎてるんじゃね?」
ってことになりました( ´Д`)。


そうして僕は、

一成君といろいろなラーメン屋に行って、
一人でもたまに食べるようになって、
僕は「米沢ラーメンがそんなに好きじゃない」ってことに帰結しました。
正確には「小さい頃からたくさん食べてきたから、外食の選択肢に入れたくない」のだと思います。

ってことで、
枕が長かったですが本題の

個人的に【米沢で、米沢ラーメン以外で美味しいラーメン4選】です。


◇醤油ラーメン部門
【めんこう】 濃口醤油ラーメン
濃いめの醤油ラーメンで麺は太め、
ダシは・・・そーいうのわからないんだよねぇ。
ゆで卵を入れても600円を切るコスパが魅力。

◇味噌ラーメン部門
【金ちゃんラーメン】 クリーム味噌ラーメン
カルピスバター入りのクリーミーなラーメン。
ウチの子供も好きみたい。

◇塩ラーメン部門
【とんとんラーメン】柚子塩らーめん
嫁の中でもここの柚子塩は美味しい部門1位みたいです。

◇なんとなく良く行くラーメン屋部門
【阿波屋】磯塩ラーメン
なんとなく行きやすいしチャーシューが美味しい。
塩ラーメンがメインのラーメン屋って少ないですしね。

個人的な意見なんで、

「いや!それはチガウ!」みたいな熱い意見とかご勘弁を。
ちなみにラーメン屋を始め、
お腹を満たすためのご飯屋さんで、
600〜850を払って、トータル20分くらいで店から出てきたりするわけですが、
「高いなぁ」って思ってしまう。
カフェのコーヒーに600くらい払っても「安いなぁ」と思うのは、
僕が【空間や時間に価値を感じる】からなのかもしれません。
まぁだからラーメン屋じゃなくて、

カフェをやってるんだよね。

本で得る知識も大事だけど、結局、直接会った人から影響を受けている

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ありがたいことに自分で企画しなくても、

色々なところに講演で呼んでもらっています。

(最近は少ないですが)

僕が講演で話す内容は、

僕のブログを読めば内容は大体わかります。
密教と同じで、
真髄は直接聞くにのに敵わないとしても、
おおよその知識は手に入ってしまう。
「出し惜しみした方が人を呼べるんじゃない?」みたいなのは、
情報が簡単に手に入る今の時代には合わないのだと思います。
「自分だけが知っている情報」なんてほとんど無い時代。
【どんな情報を持っているか?】より、
【誰から聞きたいか?】が大事なんだと思います。
隠しているのは言語外の情報でバレるから、
カッコ悪いですしね。

枕が終わって本題。

僕は20代〜30代前半に、
本などを読んで影響を受けた経営者や成功者、

アーティストに頻繁に会い行っていました。

会って聞く内容は、

本などで知っていることと同じなんですが、

直接言われる言葉や言語外で伝わる情報は、

本と同じことだとしても伝わる速度、深さがまったく違う。

結局、
僕の人生の指針になっている思考は、
直接会った人から全て得ていると思います。

本も良いけど、

直接会って話を聞く、

目で見る、

その場の空気を感じる。

この経験の多さは時間が経つほど大きな差になると思うなぁ。

 

ブログを始めたりSNSとの関わりを変えて、約1年で起きたこと

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地元で素敵な旅館を経営している女将さんから、

SNSやブログって良いよ〜!」と教わって、

一年ちょっと前からブログを始め、

SNSも関わり方を変えてみました。

ブログのアクセス自体は爆破的に伸びないまでも、

店や僕にとって良いことが起き始めてます。

SNSで知り合った方に講演してもらったり、

イベントの集客にtwitterを使って1分間で席が完売したり、

予期せぬところから仕事の依頼が来たりなどなど。

続けるって大事ですね(最近頻度は下がりましたが)

ブロクやSNSって、

すぐには結果は出ないかもしれないけど、

インフラはただみたいなものだし、

文章を書き留めておけば2冊目の書籍のネタにもなるし、

書くのも楽しいしリスクゼロですからね。

 

僕は小、中、高と文章が苦手で、

読書感想文は提出回数ゼロ。

高校の生徒会の何かで作文を書いたのが、

唯一コンプリートした文章だったほど、

書くのが苦手で嫌いだった僕が、

なぜ文章が書けるようになったか?というと、

「続けた人しか行けない領域に行ってみたい」

「伝えたいことがある」

この二つがモチベーションだったと思います。

毎回「あの人に届けは良いな」と、

一人を思って書くと、

想定していなかった人に響いて手紙をもらったりするときも。

それを忘れてただブログをUPするために文章を書いてしまった時は、

アクセスもイマイチだったりしますね。

 

カフェ、心理学、脳科学関連のことばかりをFBなどに書いて来たことが要因で、

近々遠くにカフェ作りのお手伝いに行くことになるかもです。

SNSやブログは誰が見ていてくれるかわからないものですね。

僕の好きなことや経験してきたことが、

どこかで誰かの役に立てばこんなに嬉しいことはないです。

 

さて、まずは目の前のことから。

今日もコーヒーを丁寧に抽出しよう。

 

 

魔女が作った恋に効く【毒林檎】は効果があるのか?を心理学的に解釈してみました。

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先日【魔術VS心理学】というトークラブを職業魔女の蜜猫と行った時に、
魔女が作った恋愛に効くという林檎を、
付属のレシピで調理して意中の人に食べさせると、
恋に落ちる(可能性がUPする)【毒林檎】が、
「どんな作用が働いて効果があるのか?」を質問したのですが、
意外と?心理学的に解釈しても「無条件ではないけど、なるほど効果があるね」と得心したので、
その時のことを思い出しながら書き記したいと思います。


【毒林檎】は指定農園で「この日に刈り取ってね」とお願いしたものを使っているそうです。
毒林檎を買うと「いかにも」なパッケージング毒林檎が届く。

作っているのはこんな人です↓

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このへんも大事な要素で、
近くのスーパーで買った林檎より
【儀式性(結婚式なども儀式性のトランス)】が高いのでトランスに入りやすくなる。
(ザックリですがトランス中に思ったこと、聞いたことはいつもより脳に影響がある)
毒林檎についてくるレシピでお菓子(アップルパイ?だったかな)作る。
かき混ぜる、灰汁を取る、などの単純作業の繰り返しもトランスに入るので、
作っている本人が好きな人のことを想って作っていたら、
とりあえず今までより相手のことが好きなってしまう可能性は高いですね。

 

で、出来上がったお菓子を意中の人に食べてもらわないといけないのですが、
ここで大事なのが「毒林檎と気がつかれない」こと。
これは催眠や洗脳もそうですが、
人は方法論はわからなくても何か「仕掛けられた!」とさえ気がつければ、
大体のことはブロックできてしまうので、
バレンタインや誕生日など自然な流れが大事。

 

渡して食べてもらうと、
レシピに含まれるシナモンや他のスパイスの効果で体温が上がったり、
発汗して少し動悸が早くなったりするそうなのですが、
それはスパイスが入っているなら自然にそうなりますよね。
その時目の前に術者がいれば、
心理学で言うと「吊り橋効果」が発動します。
吊り橋効果とは、
吊り橋を渡ると、
揺れでドキドキしてしまうのですが、
脳にとっては恋愛のドキドキも揺れのドキドキも一緒なので、
その時一緒にいた人をうっかり?好きになる可能性が高くなる現象なんですが、
毒林檎でもこれと同じ効果が得られる可能性がありますね。

 

しかも儀式性やその他のトランスで、
術者側がドーパミンや女性ホルモン(術者が女性の場合)が出ていれば、
脳のドーパミンが目に落ちてきて目がキラキラするので、

男性にとっては魅力的に見えます。
(男性は脳の構造でキラキラしたり出っ張っていたり引っ込んだりしている物・者が好き)

あとは当然ですが「渡せる関係性」があること。
職場の同僚とか、同じ学校でおたがいに面識ある状態は自最低限の条件ですね。
芸能人や、良く同じ電車に乗る人など、
術者しか相手を知らない状態で毒林檎を送ったり渡しても効果はないでしょう。

 

発動条件をまとめると↓
・気がつかれない
・渡せる関係性
・食べてる時に視覚に入る場所にいる(もしくは食べたら顔が浮かぶくらいの関係性)
・生理的にダメと思われていない

 

外連味たっぷりの毒林檎ですが、
心理学から見ても仕組みはちゃんとしていて、
「煮え切らない態度の男子を一押し」するには、
なかなか良いんじゃないかなぁと思ったのでした。

【資金ゼロでカフェをつくる方法】を久しぶり公開します

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僕の経営するカフェの1店舗CAFE LABORATORYが今日で5周年でした。

「田舎で30席以上でスタッフを雇ってカフェをする?」

「しかもカフェ?24:00まで?無理でしょ?」

「前例無いってことは上手くいかないんじゃない?」

「駐車場3台しかないの?どーやってお客さんが来るの?」
(現在は10台分あります)

LABOオープン前はこんなご意見をたくさんいただきましたが、

僕は反対意見を言ってくれる人の思いを叶えてあげるわけにはいかなくて、

大変なのは重々承知で、

自分の幸せのために、

僕が欲しくて仕方がないカフェを作るしかなかったのです。

最近は遅くまで営業するカフェも増えてきました。

独自のスタイルを持った店も増えてきました。

夜中までご飯が食べれる食堂や、

郊外型の大きなカフェ、

音楽やその他のイベントも多くなっていると思います。

5年前に誕生したCAFE LABORATORYは,

米沢にこうした流れを作りだすキッカケになったと思います。

もちろんまだまだ足りないものばかりですが、

余白があるって良いですね。

自分が住んでいる街だし、

たくさんの仲間も住んでいるから、

自分のためはもちろん、

街をもっと面白くする一つの点として、

これからも続けていきます。


久しぶりに、

僕が資金ゼロで3店舗作った方法を久しぶりに公開します。

どうやってお金のない状態から店舗作りに必要な資金が生まれたか?

お願いせずにどうやって色々な人から協力してもらえたか?

モチベーションはどうっやて維持?などなどを、

余すことなくお伝えします。

詳しくはFBイベントページで。

久しぶりに開催!完戸式セルフコーチング

 

あの子はどうやってライバルと争うこともなく採用になったのか?アルバイト希望の子が使った心理学的なアプローチ

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僕の経営するカフェに新しくバイトが入りました。

大学生の女の子ですが、

他にも「空きが出たらバイトしたいです!」

と電話などをくれていた方が複数名いました。

でも、

他の人には連絡をせず、

今回の子を採用した現象は、

心理学的に説明できるなぁと感じたので、

彼女はどうやって他のバイ候補を、

ライバルにすることもなく、

サクッと採用になったのか?を、

心理学的にお伝えしようと思います。

 

行きたいところ、

会いたい人、

仲良くなりたい人、

入りたい会社、

働きたい店などがある人には参考になると思います。

 

LABOはのアルバイトはなかなか採用枠がなく、

(みんな辞めないしね)

狭き門なんですが、

僕やスタッフの中で「次に新しくバイトを採用するならあの子でしょう?」

と言う空気にいつの間にかなっていました。

その子は全く意図していないのですが、

結果技術として使われたのは【単純接触効果】です。

これは選挙なので政策作成能力も全くないのに、

芸能人が当選してしまうのと同じです。

人間はたくさん目にした物、事、人の方が親近感が湧くように出来ています。

(だからと言って一日中追回したら嫌われますからね!)

他のアルバイト希望の方は、

電話や一度来店されてアルバイトで希望あることと、

連絡先を伝えてそれっきりなんですが、

(来店しているかもしれないけど、伝えなければ効果はないしね)

今回採用した女の子は、

何度もお客様として店に来ていました。

他の常連さんとも仲良くなっていたし、

段々とツイッターなどでスタッフともつながりが出来ていました。

ちょうど現アルバイトの一人が、

音楽のイベントで週末が出れなくなってきたので、

一人バイトを取ろうかなと考えると、

名前しか知らない人や、

一度だけ会った人よりは、

知ってる人の方が連絡するのも気楽ですしね。

 

今回は直接店に来店するケースですが、

例えばSNSを猫とか子供の写真じゃなく、

自分の顔にするだけでその効果が使えます。

投稿を見てもらった時に、

ついでに投稿者の顔が記憶されるので、

会いたい人、

仲良くなりたい人、

採用されたい会社の人が、

週に何回か、

あなたの投稿を見て顔を認識したら、

単純接触効果で親近感が湧きます。

もし自分の顔以外の画像なら、

その効果は起きません。

 

会ったことはなくても、

SNS上で何度かイイネをしてもらって、

顔がわかる人が僕に「カフェ経営の話を聞きたいのですが会えますか?」

と連絡をしてくれたら会うと思いますが、

顔もわからない人からいきなり同じ内容の連絡が来たら、

ちょっと考えますもんね。

 

やりすぎると逆効果ですが、

うまく使うと単純接触効果はとても使える技術だなぁと、

今回のアルバイトの採用で、

自ら体感したのでした。

 

画像は単純接触効果のことを講演で僕に伝えてくれた、

酒井とし夫さんの本です。

酒井さんも毎日SNS上に笑顔の画像をUPしているので、

他の講演家さんよりも親しみが湧いてしまいます。

僕もついつい?本をAmazonでポチッとしてしまいました。

まさに単純接触効果だなぁ。

下のリンクは僕の電子書籍です。

心理学を使ってカフェを資金ゼロで作った方法を公開しています。

 

www.amazon.co.jp