心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

海外留学して大変だったこと、良かったこと3選(良かったこと編)

f:id:s-shuhei:20161227171211j:plain

大変だったこと3選は前回のブログで⬇︎

海外留学して大変だったこと、良かったこと3選 - 資金ゼロでカフェをつくる男

 

海外留学(アメリカテキサス州)で良かったことは、

結構大変だったことと紙一重だったりします。

 

良かったこと1【苦手を克服できた】

このことは何回かブログに書いてますが、

僕は人前で喋ることが超絶苦手で嫌いだったのです。

なので必修科目の【スピーチ】から長いこと逃げていました。

しかし逃げ続けるわけにもいかず、

3年の時に仕方なく授業をとったのです。

予想通り毎回大恥をかきながらの授業だったのですが、

僕が「恥をかいた」と思っていたのは単なる自意識過剰で、

ネイティブスピーカーで喋れる子たちでさえも、

毎回スピーチは「恥をかいた」と思っているに気づきました。

僕の英語がおかしいのは、

クラスメイトからすれば「ネイティブじゃないから当たり前」だし、

人は基本的に自分に興味があるので、

あまり他人の話は興味がないことにも、

同時期にとった心理学で知ったこともあり、

僕は人前で喋ることに期待しなくなった。

クラスメイトのアメリカ人に

「君は日本人だから英語が不思議で面白いから羨ましい」って言われたこともあり、

弱点は捉え方で個性になり得ることも知れた。

おかげで僕なりに上手く喋れるようになり、

人前は全然緊張しなくなりました。

僕が人前が苦手だったのは、

コミニュケーションが好きで成果を期待していたから、

失望したくなくて避けていることにも気がつけたのは良かったです。

 

良かったこと2【見識が広がった】

色々な国から生徒が来ているので、

文化も行動も全然違います。

クラスメイトの年齢も16歳もいれば63歳いたり、

(少なくとも大学は先輩後輩の概念は無かった)

ゲイもバイセクシャルもいれば、

ガチガチのクリスチャンもいるし、

世界は多様で様々な人や、考えがあって当たり前になります。

年齢や所属(会社、学校)や人種もまちまちなので、

単純に自分にとって【良いヤツか?悪いヤツか?】で判断するようになります。

属性や肩書きで判断しなくなったのは良かったなぁと思っています。

 

良かったこと3【住むところ、食べるもある幸せに気づいた】

3年ほど住所不定でふわふわ生きていたので、

寝るところやご飯があることが、

まさに【有り難い】のだと気づかされました。

有るのが難しいとは良く言ったものです。

毎日ご飯があって、

雨風が凌げるなんて素晴らしい!って常に思います。

 

楽なことは思い出に残らないもんですね。

大変だったことが良かったことに結果なっている気もします。

やめなかったことで、

【逃げなかった記憶】ができたことも収穫でした。

 

まとめると、

留学って大変だからこそ楽しいですよ。

 

 

下は僕のHPです。
僕らの店のページにもここから行けます。
僕の電子書籍【資金ゼロでカフェをつくる方法】も、
こちらからAmazonで買えます。
http://shuhey445.wixsite.com/s-shuhei

 

 

 

 

 

海外留学して大変だったこと、良かったこと3選

f:id:s-shuhei:20161101140342j:plain

僕はアメリカはテキサス州の大学に留学していましたが、

仲間に恵まれていたおかげで卒業出来たものの、

今思えば「良く辞めなかったなぁ」としみじみ思います。

僕の留学期間は1993〜1998年で、

日本とのやりとりは週1の国際電話と、

手紙(約1週間で日本に届く)と超アナログだったので、

ネット環境、スマホ、ノートPCやスカイプもある今とは、

全然環境が違うので同じではないと思いますが、

ベースにある大変な部分は変わらないと思うので、

僕が留学で苦労した部分と、

良かったことなどを幾つか書いてみようと思います。

 

大変だったこと1【コミニュケーション】

「美術が安く習える!」ってだけで、

英語苦手なのにアメリカに行ってしまった僕は、

授業もリサーチペーパーも英語なので、

最初はさっぱりわかりませんでした。

宿題が出たことすらわからない事もザラです。

3ヶ月もいれば、

誰でも日常英語はなんとかなるようになりますが、

語彙の面白さを使った、

深いコミニュケーションが僕には出来なかったので、

英語だと無口な人格になってましたね。

脳神経ネットワークも日本語と違う所に形成されるので、

日本語のときと性格も変わります。

 

大変だったこと2【食事】

日本とくらべるとどうしてもね。

寮のご飯もシリアル、アイスを乗せたホットケーキが主食で出ちゃう。

コーンドック(アメリカンドック)2本がディナーとかザラです。

両親が卒業前に一度だけテキサスに来たのですが、

ちょっと良いレストランに連れていったけど、

全体的なクオリティの低さに驚いてました。

すき焼き、焼肉をしようにも、

薄切りの肉が売ってないので、

車で30分離れた街の韓国食材店に買いにいってましたね。

ハンバーガー、テックスメックスは美味しいものもありました。

アメリカでご飯に困ったら、

インドカレー屋、中華料理は安パイです。

インド人のカレー屋は世界中どこでもそこそこ美味しい気がする。

 

大変だったこと3【ずっと旅してるような不安定感】

留学先を探してくれたり、

定期的に面倒をみてくれたりする、

留学斡旋業者を通さず普通に留学した僕には、

面倒を見てくる大人もいないし、

保険すら入っていないし、

(今はそんなこと出来ない気もしますが、

アメリカは医療費が高額なので、

僕はどんなに体調が悪くても医者には行けなかった)

ソーシャルセキュリティーナンバーもないし(マイナンバーみたいなもの)

もし殺されても【誰でもない】状態でした。

非日常は帰る場所があるから楽しいのであって、

毎日が非日常は、

漠然とした不安や不安定感がずっと付きまといます。

日本人留学生の8割が卒業せず辞めるのは、

距離的に「いつでも家に帰れる」という安心感がないからかも。

でも今はネットが発達したので、

かなり状況は違うとは思います。

 

長くなったので良かったこと3選は次のブログで。

 

下は僕のHPです。

僕らの店のページにもここから行けます。
僕の電子書籍【資金ゼロでカフェをつくる方法】も、
こちらからAmazonで買えます。
http://shuhey445.wixsite.com/s-shuhei

 

 

 

お洒落カフェ潜むゲシュタルトの罠

f:id:s-shuhei:20161223140340j:image

【およはうござまいす】

上の字が【おはようございます】に読めちゃうのが、

「全体を見てそれが何か?」を判断する能力【ゲシュタルト】ですが、

下の絵が魚だと判断するのもゲシュタルトだし、

(正確にはこんな魚はいない)

【男】って漢字を30秒くらい見つめると、

「これってホントにこんな漢字だっけ?」と思ってしまうのは、

ゲシュタルト崩壊】です。

 

で、

何故カフェで【ゲシュタルトの罠】なのか?というと、

アメリカーノ】というコーヒーが、

ゲシュタルトのせいで、

ほぼほぼアメリカンだと思われてしまうんです。

ちなみにアメリカンは焙煎が浅く、

カフェインが多く含まれたコーヒーです。

薄いコーヒーではないんですよ。

かたやアメリカーノは、

焙煎が深い豆を高圧抽出した(エスプレッソ)コーヒーを、

お湯で割ったものになります。

カイェフンは少なめで濃い味のコーヒーになります。

全然違うむしろ真逆のコーヒーなんですよ。

でもアメまで見て、

アメリカンだとゲシュタルトの力で認識しちゃうのと、

米沢でアメリカーノを提供している店が絶望的に少なく、

認知度も低いのもあいまって、

オーダーされた方に「アメカリンとは違いますよ!」

と説明するのもなかなか骨が折れます。

ちなみに上の文章で2箇所意図的に間違ってます。

すらすら読めたらゲシュタルトの力ってことで。

 

下は僕のHPです。

僕らの店のページにもここから行けます。

僕の電子書籍【資金ゼロでカフェをつくる方法】も、

こちらからAmazonで買えます。

http://shuhey445.wixsite.com/s-shuhei

 

個人的【米沢で、米沢ラーメン以外で美味しいラーメン4選】

f:id:s-shuhei:20161207162054j:plain

カフェオーナー仲間の一成君が生きていた頃、

「なぜ人は昼にラーメンを食べに行ってしまうのか?」

「なぜカフェに来ないのか?」
を2人で良く話していました。
一成君が「まずは敵(ラーメン屋)を研究しましょう」って言うので、
【ラーメン部】を結成して週1〜2度、

市内外の一成君オススメのラーメン屋をめぐる活動をしていました。
ここはダシなにだとか、

なに系だとか、
一成君はとても敵(ラーメン屋)に詳しい子だったのですが、
僕は「美味い」「そこそこ」くらい。
そして半年くらい活動して僕らカフェオーナー達の結論は、
「僕らみたいなカフェオーナーが、カフェじゃなくてラーメン屋に行き過ぎてるんじゃね?」
ってことになりました( ´Д`)。


そうして僕は、

一成君といろいろなラーメン屋に行って、
一人でもたまに食べるようになって、
僕は「米沢ラーメンがそんなに好きじゃない」ってことに帰結しました。
正確には「小さい頃からたくさん食べてきたから、外食の選択肢に入れたくない」のだと思います。

ってことで、
枕が長かったですが本題の

個人的に【米沢で、米沢ラーメン以外で美味しいラーメン4選】です。


◇醤油ラーメン部門
【めんこう】 濃口醤油ラーメン
濃いめの醤油ラーメンで麺は太め、
ダシは・・・そーいうのわからないんだよねぇ。
ゆで卵を入れても600円を切るコスパが魅力。

◇味噌ラーメン部門
【金ちゃんラーメン】 クリーム味噌ラーメン
カルピスバター入りのクリーミーなラーメン。
ウチの子供も好きみたい。

◇塩ラーメン部門
【とんとんラーメン】柚子塩らーめん
嫁の中でもここの柚子塩は美味しい部門1位みたいです。

◇なんとなく良く行くラーメン屋部門
【阿波屋】磯塩ラーメン
なんとなく行きやすいしチャーシューが美味しい。
塩ラーメンがメインのラーメン屋って少ないですしね。

個人的な意見なんで、

「いや!それはチガウ!」みたいな熱い意見とかご勘弁を。
ちなみにラーメン屋を始め、
お腹を満たすためのご飯屋さんで、
600〜850を払って、トータル20分くらいで店から出てきたりするわけですが、
「高いなぁ」って思ってしまう。
カフェのコーヒーに600くらい払っても「安いなぁ」と思うのは、
僕が【空間や時間に価値を感じる】からなのかもしれません。
まぁだからラーメン屋じゃなくて、

カフェをやってるんだよね。

本で得る知識も大事だけど、結局、直接会った人から影響を受けている

f:id:s-shuhei:20161205155452j:plain

ありがたいことに自分で企画しなくても、

色々なところに講演で呼んでもらっています。

(最近は少ないですが)

僕が講演で話す内容は、

僕のブログを読めば内容は大体わかります。
密教と同じで、
真髄は直接聞くにのに敵わないとしても、
おおよその知識は手に入ってしまう。
「出し惜しみした方が人を呼べるんじゃない?」みたいなのは、
情報が簡単に手に入る今の時代には合わないのだと思います。
「自分だけが知っている情報」なんてほとんど無い時代。
【どんな情報を持っているか?】より、
【誰から聞きたいか?】が大事なんだと思います。
隠しているのは言語外の情報でバレるから、
カッコ悪いですしね。

枕が終わって本題。

僕は20代〜30代前半に、
本などを読んで影響を受けた経営者や成功者、

アーティストに頻繁に会い行っていました。

会って聞く内容は、

本などで知っていることと同じなんですが、

直接言われる言葉や言語外で伝わる情報は、

本と同じことだとしても伝わる速度、深さがまったく違う。

結局、
僕の人生の指針になっている思考は、
直接会った人から全て得ていると思います。

本も良いけど、

直接会って話を聞く、

目で見る、

その場の空気を感じる。

この経験の多さは時間が経つほど大きな差になると思うなぁ。

 

ブログを始めたりSNSとの関わりを変えて、約1年で起きたこと

f:id:s-shuhei:20161130141552j:image

地元で素敵な旅館を経営している女将さんから、

SNSやブログって良いよ〜!」と教わって、

一年ちょっと前からブログを始め、

SNSも関わり方を変えてみました。

ブログのアクセス自体は爆破的に伸びないまでも、

店や僕にとって良いことが起き始めてます。

SNSで知り合った方に講演してもらったり、

イベントの集客にtwitterを使って1分間で席が完売したり、

予期せぬところから仕事の依頼が来たりなどなど。

続けるって大事ですね(最近頻度は下がりましたが)

ブロクやSNSって、

すぐには結果は出ないかもしれないけど、

インフラはただみたいなものだし、

文章を書き留めておけば2冊目の書籍のネタにもなるし、

書くのも楽しいしリスクゼロですからね。

 

僕は小、中、高と文章が苦手で、

読書感想文は提出回数ゼロ。

高校の生徒会の何かで作文を書いたのが、

唯一コンプリートした文章だったほど、

書くのが苦手で嫌いだった僕が、

なぜ文章が書けるようになったか?というと、

「続けた人しか行けない領域に行ってみたい」

「伝えたいことがある」

この二つがモチベーションだったと思います。

毎回「あの人に届けは良いな」と、

一人を思って書くと、

想定していなかった人に響いて手紙をもらったりするときも。

それを忘れてただブログをUPするために文章を書いてしまった時は、

アクセスもイマイチだったりしますね。

 

カフェ、心理学、脳科学関連のことばかりをFBなどに書いて来たことが要因で、

近々遠くにカフェ作りのお手伝いに行くことになるかもです。

SNSやブログは誰が見ていてくれるかわからないものですね。

僕の好きなことや経験してきたことが、

どこかで誰かの役に立てばこんなに嬉しいことはないです。

 

さて、まずは目の前のことから。

今日もコーヒーを丁寧に抽出しよう。

 

 

魔女が作った恋に効く【毒林檎】は効果があるのか?を心理学的に解釈してみました。

f:id:s-shuhei:20161121175440j:image

先日【魔術VS心理学】というトークラブを職業魔女の蜜猫と行った時に、
魔女が作った恋愛に効くという林檎を、
付属のレシピで調理して意中の人に食べさせると、
恋に落ちる(可能性がUPする)【毒林檎】が、
「どんな作用が働いて効果があるのか?」を質問したのですが、
意外と?心理学的に解釈しても「無条件ではないけど、なるほど効果があるね」と得心したので、
その時のことを思い出しながら書き記したいと思います。


【毒林檎】は指定農園で「この日に刈り取ってね」とお願いしたものを使っているそうです。
毒林檎を買うと「いかにも」なパッケージング毒林檎が届く。

作っているのはこんな人です↓

f:id:s-shuhei:20161121175548j:image

このへんも大事な要素で、
近くのスーパーで買った林檎より
【儀式性(結婚式なども儀式性のトランス)】が高いのでトランスに入りやすくなる。
(ザックリですがトランス中に思ったこと、聞いたことはいつもより脳に影響がある)
毒林檎についてくるレシピでお菓子(アップルパイ?だったかな)作る。
かき混ぜる、灰汁を取る、などの単純作業の繰り返しもトランスに入るので、
作っている本人が好きな人のことを想って作っていたら、
とりあえず今までより相手のことが好きなってしまう可能性は高いですね。

 

で、出来上がったお菓子を意中の人に食べてもらわないといけないのですが、
ここで大事なのが「毒林檎と気がつかれない」こと。
これは催眠や洗脳もそうですが、
人は方法論はわからなくても何か「仕掛けられた!」とさえ気がつければ、
大体のことはブロックできてしまうので、
バレンタインや誕生日など自然な流れが大事。

 

渡して食べてもらうと、
レシピに含まれるシナモンや他のスパイスの効果で体温が上がったり、
発汗して少し動悸が早くなったりするそうなのですが、
それはスパイスが入っているなら自然にそうなりますよね。
その時目の前に術者がいれば、
心理学で言うと「吊り橋効果」が発動します。
吊り橋効果とは、
吊り橋を渡ると、
揺れでドキドキしてしまうのですが、
脳にとっては恋愛のドキドキも揺れのドキドキも一緒なので、
その時一緒にいた人をうっかり?好きになる可能性が高くなる現象なんですが、
毒林檎でもこれと同じ効果が得られる可能性がありますね。

 

しかも儀式性やその他のトランスで、
術者側がドーパミンや女性ホルモン(術者が女性の場合)が出ていれば、
脳のドーパミンが目に落ちてきて目がキラキラするので、

男性にとっては魅力的に見えます。
(男性は脳の構造でキラキラしたり出っ張っていたり引っ込んだりしている物・者が好き)

あとは当然ですが「渡せる関係性」があること。
職場の同僚とか、同じ学校でおたがいに面識ある状態は自最低限の条件ですね。
芸能人や、良く同じ電車に乗る人など、
術者しか相手を知らない状態で毒林檎を送ったり渡しても効果はないでしょう。

 

発動条件をまとめると↓
・気がつかれない
・渡せる関係性
・食べてる時に視覚に入る場所にいる(もしくは食べたら顔が浮かぶくらいの関係性)
・生理的にダメと思われていない

 

外連味たっぷりの毒林檎ですが、
心理学から見ても仕組みはちゃんとしていて、
「煮え切らない態度の男子を一押し」するには、
なかなか良いんじゃないかなぁと思ったのでした。