自分のしたいことを自分で知っている?
カフェ経営者ですが、
依頼があると講演の仕事をさせて頂いています。
今日(10/23)も縁があって、他業種の方々へお話してきます。
(他の講演の画像ですがこんな感じで)
前回のブログの続きのようになりますが、
個人も会社も良い方に考えや行動が変わるような講演を!
と思います。
でも、
知識やスキルの前に
何の為に仕事をしているのか?
そもそも自分は何が好きなのか?
それを自分が知っているのが大事。
以外と即答出来ないものです。
そんなことにちなんだ電子書籍の行を載せてみました。
みなさん素敵な一日を☆
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11.【手段と目的】
高校生に「どこの大学に行きたい?」と訪ねると、
大学名は色々と出てきます。
「じゃぁその大学に行くのは何の為?」と聞くと、
すんなり答えられる人はなかなかいません。
本当はその大学で専門知識を学び、色々な経験をし、
就職や起業をして(別に働くことが全てではないと思いますが)
無くてはならない人間になって楽しく人生を過ごすのが目的で、
その手段が大学のはずなのに、
大学に入ること自体が目的になっている人が多いです。
大人だって似たような状態に陥っていることはたくさんあります。
僕はカフェを資金ゼロで4店舗作ったこともあり、
【店を作りたい】【自分の店を持ちたい】という相談を受けることが多いのですが、
相談にこられる方は、
意外と店を持つこと自体が目的の人が多いのです。
店は作ってからの方が大変なことが色々とあります。
売上が伸びずお給料が払えなかったり、
スタッフの急な休みで、睡眠不足で何日も連勤しなければならなかったりなど、
作った後の方が大変かもしれません。
【自分の店を持ちたい】が目的の人は、
作ったのは良いけど、
【儲からない】【自分の時間が無くなった】などの理由で、
店を早々と閉めてしまうケースが多いです。
本当は店が目的ではなく、
店を使って自分がどんな感情を得たいのか?
どんな人間になりたいのか?
そしてなくてはならない人間になって、楽しい人生を送るのが目的のはずです。
大学に入る、店を持つ、就職する、起業する、結婚するなどは、
楽しい人生を送るための手段であって目的ではありません。
何の為に店を持つのか?
自分はどんな人間になりたいのか?
そしてどんな人生を送りたいのか?
人生の目的が決まっていると、
店はその為に必要な大切な手段になり、
結果、少々のことでは閉めたりしない、
長く続く店になると思います。