心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

楽しいと楽はぜんぜん違ったりする

f:id:s-shuhei:20151029163913j:plain

高校生、大学生向きの講演で毎回話しているとこに、

【好きな事をすると上手く行く】があります。

 

これは僕がたくさんの

【楽しそう】【人徳、人脈がある】【ついでにお金もある】

経営者やアーティストなどに会って教えられたこと。

 

人間は相対的に幸せを捉えるので、

苦労量=感動量が比例します。

登山やマラソンなどは、

大変な労力を使ってゴールするから面白いし、

周りの人達さえも感動させる。

脳内の成分で言えば、

セロトニンドーパミン(幸せを感じる伝達物質)は、

苦しんだり痛んだりすれば沢山でるわけで、

登山やマラソンはいっぱい出るんでしょうね。

ランナーズ・ハイ】は脳が

「こいつ超苦しんでいるから楽にしてやれ」

って思ってセロトニンドーパミンをたくさん出している状態。

一度それで伝達物質がたくさん出た経験をした人は、

またそれを求めて登ったり走ったりしてしまう。

 

僕の場合はコーヒーが好きで、

インテリアが好きで、

人が集まる場所が好きなので、

それが全て叶うカフェを仕事にしているわけですが、

好きな事なので努力、苦労が出来てしまう。

だからようやく店が出来たとき、

お客様が来店したとき、

スタッフが楽しそうなとき、

セロトニンドーパミンがいっぱい出る。

ランナーズ・ハイ】ならぬ【カフェ・ハイ】なんですね。

楽なことをしていたらカフェ・ハイにはなれない。

 

今日はそんなことに関係した電子書籍の行を載せました。

みなさん素敵な一日を☆

 

CAFE LABORATORY

Dococa Coffee

COFFE HEAVEN

LABO PULS

所長 完戸修平

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

9.【好きなことに集中する】


昔は何でも自分でやりたい人でした。

一人で店をやっていれば、

当然なんでも自分でやらなくてはいけないのですが、

掃除、フード仕込み、スイーツ作り、焙煎、接客、経理仕入れ、営業などなど、

そうとうな意思決定や作業量が毎日あります。

当然その中には嫌いで苦手なことも含まれていて、

僕の場合は経理が好きじゃなく、しかも苦手でした。

店を続けるには絶対必要なことなので仕方なく覚えましたが、

人並みになるのでさえ時間と努力が必要でした。

一説には、

嫌いなことで人並みなるには、

好きな事で一流になるくらいのエネルギーが必要と言われています。


ビジネス風に言えば、

嫌いな事は人より頑張れないし頑張っても人並みなんで【生産性が低い】状態。

好きな事は黙っていても頑張れて長く続けられ、

しかも人より上手くなれる【生産性が高い】状態。


努力をして人並みにしかなれず、

しかも好きでもないことならば、

嫌いで苦手なことは得意で好きな人に任せて、

好きな事に集中した方が良い。

人生は有限なので、

嫌いな事に毎日多くの時間を割くのはもったないですしね。

 

Amazon.co.jp: LIFE LABO: 資金ゼロでカフェをつくる方法 電子書籍: 完戸 修平: Kindleストア