心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

不測の事態やピンチのときに人間性がわかる

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3店舗のカフェを経営している完戸です。

 

人はいつもと変わらない通常運転のときは、

副交感神経優位の状態です。

このときは知識経験などが入っている大脳皮質にアクセスできるので、

クリエイティブな考えが出来たり、

人を思いやったり、

言ってはダメなことを言わない、

やってはダメなことやらないことが出来たりするのですが、

 

緊張、恐怖、怒り、焦り、恥ずしいなど、

非日常になると交感神経優位なり、

知識経験が入っている大脳皮質に血がいかなくなるので、

(緊張でスピーチの内容を忘れたりするのは、憶えたスピーチ内容は大脳皮質にあるから)

本能や、自分がずっと培ってきた行動性向が顔をだします。

結果クリエイティブな考えはなかなか出来ず、

保身のため人を思いやれなかったり、

言ってはいけない事を言ったり、

やってはダメなことをついやってしまったりします。

 

経営をしていればピンチは沢山あります。

様々なチームのリーダーをしていてもあるでしょう。

ピンチの度にいちいち感情的になって、

怒鳴ったり、怒ったりしていれば、

周りの人をも緊張や恐怖で交感神経優位にしてしまい、

余計に解決から遠くなります。

 

ピンチときこそギャクの一発でもかます余裕がある人は、

交感神経優位から副交感神経優位へ、

自分を直ぐにもって行く事が出来るので、

解決策が浮かぶし、

ピンチの状態でも人を思いやれる。

それに、

恐怖や支配では人は一瞬は行動できるけど、

長くは行動出来ない。

非日常やピンチのときは、

一旦感情を落ち着かせましょう。

(深呼吸は効果あります。

ゆっくり吐ききって、肺の空気を無くしてから吸うのがオススメ)

一時の交感神経優位にまかせて行動しないことが、

自分や周りの人の為になります。

 

僕が会ったカッコいい人たちは、

みんなピンチの過ごし方が上手。

僕も頑張ろう。

 

 

余談ですが、

旅行先は非日常で、

ちょっとのピンチで直ぐ交感神経優位なるので、

つき合うかつき合わないか迷っている異性がいる時は、

少し遠くにデートに行くのがお進め。

相手の人間性がわかります。

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