心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

良いパートナーシップってどんなのだろう? その2

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昨日のブログの続きです

 長く続く良いパートナーシップには【大きな煩悩】と【ゴールの共有】が必要なんですが、

まずは【大きな煩悩】について。

自分1人が幸せで良いのなら、

恋人もパートナーも要らないのですが、

誰かと一緒にいる事を選ぶということは、

【自分を含むパートナーの幸せ】を選んだということ。

煩悩で言うと1人の幸せという小さい煩悩から、

自分を含む相手の幸せという1つ大きな煩悩になった状態。

ここで大事なのは相手の幸せの為の行動だけでは、

ボランティアになって長続きしないってところ。

これが結構大変なんですが、

楽なことをしているとドーパミン(行動や快楽に関わるホルモン)が出ないので、

2人で大変な思いをして生活した方が、

【1人で楽しい】よりたくさんドーパミンが出ているから楽しい。

離婚後また結婚する人は、

このコトが体験的に知っているから、

また結婚をしたくなるんじゃないかな。

 

パートナーシップを長続きさせるために大事なのは【ゴールの共有】

店や会社を長続きさせるのと、

パートナーシップは似ていて、

例えば起業をしたかっただけで、

なんの為にこの店や会社があるのか?

10年後、20年後、50年後に何を残すのか?などの、

店や会社がなんのためにあるのか?という遠くの目的【ゴール】が無いと、

目先の【儲からない】【自分の時間が無くなった】【大変だから】ですぐ廃業してしまう。

パートナーシップも、

ただ好きだから一緒になっただけでは、

目先の喧嘩やちょっとしたトラブルで別れてしまう。

10年後、20年後、死ぬ時にどんな夫婦やパートナーでいたいか?

というゴールを共有しているのが大事。

 

まとめると、

長続きする良いパートナーシップ

【動物的に合う&社会的に合う】相性の良い人と一緒になる(ここは前回のブログを読んでね)。

【二人のゴールを共有】する。

 

「なんでつき合ったのか?」「なんのために結婚したか?」

【煩悩を大きく】することで【1人で楽しい】よりドーパミンが出る【2人で楽しい】を続けるため。

 

まぁ、

そのほかににも色々な要素があるけれども、

大きく大事なことってこんなところかなぁと、

たくさんの恋愛、結婚などを目にして思うのでした。