心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

海外留学して大変だったこと、良かったこと3選

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僕はアメリカはテキサス州の大学に留学していましたが、

仲間に恵まれていたおかげで卒業出来たものの、

今思えば「良く辞めなかったなぁ」としみじみ思います。

僕の留学期間は1993〜1998年で、

日本とのやりとりは週1の国際電話と、

手紙(約1週間で日本に届く)と超アナログだったので、

ネット環境、スマホ、ノートPCやスカイプもある今とは、

全然環境が違うので同じではないと思いますが、

ベースにある大変な部分は変わらないと思うので、

僕が留学で苦労した部分と、

良かったことなどを幾つか書いてみようと思います。

 

大変だったこと1【コミニュケーション】

「美術が安く習える!」ってだけで、

英語苦手なのにアメリカに行ってしまった僕は、

授業もリサーチペーパーも英語なので、

最初はさっぱりわかりませんでした。

宿題が出たことすらわからない事もザラです。

3ヶ月もいれば、

誰でも日常英語はなんとかなるようになりますが、

語彙の面白さを使った、

深いコミニュケーションが僕には出来なかったので、

英語だと無口な人格になってましたね。

脳神経ネットワークも日本語と違う所に形成されるので、

日本語のときと性格も変わります。

 

大変だったこと2【食事】

日本とくらべるとどうしてもね。

寮のご飯もシリアル、アイスを乗せたホットケーキが主食で出ちゃう。

コーンドック(アメリカンドック)2本がディナーとかザラです。

両親が卒業前に一度だけテキサスに来たのですが、

ちょっと良いレストランに連れていったけど、

全体的なクオリティの低さに驚いてました。

すき焼き、焼肉をしようにも、

薄切りの肉が売ってないので、

車で30分離れた街の韓国食材店に買いにいってましたね。

ハンバーガー、テックスメックスは美味しいものもありました。

アメリカでご飯に困ったら、

インドカレー屋、中華料理は安パイです。

インド人のカレー屋は世界中どこでもそこそこ美味しい気がする。

 

大変だったこと3【ずっと旅してるような不安定感】

留学先を探してくれたり、

定期的に面倒をみてくれたりする、

留学斡旋業者を通さず普通に留学した僕には、

面倒を見てくる大人もいないし、

保険すら入っていないし、

(今はそんなこと出来ない気もしますが、

アメリカは医療費が高額なので、

僕はどんなに体調が悪くても医者には行けなかった)

ソーシャルセキュリティーナンバーもないし(マイナンバーみたいなもの)

もし殺されても【誰でもない】状態でした。

非日常は帰る場所があるから楽しいのであって、

毎日が非日常は、

漠然とした不安や不安定感がずっと付きまといます。

日本人留学生の8割が卒業せず辞めるのは、

距離的に「いつでも家に帰れる」という安心感がないからかも。

でも今はネットが発達したので、

かなり状況は違うとは思います。

 

長くなったので良かったこと3選は次のブログで。

 

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