心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

自分の好きなことが隠れているかもしれない場所

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人生を楽しく生きようと思い、
それを叶えている諸先輩に会って話を聞いたり、
様々な本などを読んで行くと、
【好きなことをやると上手く行く】に行き着く人は多いと思います。
でも「自分の好きな事が解らない!」と言う人が、
世の中の80%を占めると言われています。

 

好きな事の見つけ方は色々な方法があると思いますが、
僕に当てはまったものを1つ伝えたいと思います。

 

まずは好きなことを定義。
「頼まれなくてもしてしまうこと」
ここではそう定義してしまいます。
休みの大事な時間とお金を使って、
ついついしていることや、
日々の忙しさの合間にも、
考えたり、してしまうことなどね。

僕が好きなこと、
言い換えれば人生の目的は(目的は可視化や数値が出来ないこと)、
【自分が好きなことする】と【誰かの役に立つことをする】の二つです。

もう少し具体的な好きなことは(可視化、数値化が可能なこと)、

【好きな人たちと関わっていることが好き】
【コミニュティー(居場所と言っても良い)が欲しい】
【コーヒーが好き】【インテリアが好き】
【アートが好き】などなどですが、
上を全て含む職業がたまたま【カフェ】なわけです。

でも10〜20代前半の僕は、
「人と関わるのが怖いし、
だから接客業は絶対に嫌だし、人前で話すことは死ぬ事の次に嫌だ」
と思っていました。

今は接客業をして、
人前で講演もしているので、
「怖いし嫌いだし、苦手だ!」と思っていたことと真逆なわけですが、
これは、
某有名経営者に言われた、
【凄く怖いと思っていることや嫌っていることが、実は好きな事】が、
僕の場合とても当てはまっていたのだと思います。

そもそもなぜ【怖い、嫌】なのかを分析していくと、
僕は【人とのコミニュケーションに凄く期待していたから】で、
一番期待している事で、上手くいかない、失敗することが怖かったのだと思います。

期せずして、怖い嫌いを克服したのは、
大学での必修教科だったスピーチのクラスのおかげでした。
アメリカの大学だったので、
当然英語で喋らなけばならいのですが、
僕は「美術が安く習えるから、仕方なく留学した英語が苦手&嫌い」な人なので、
スピーチクラスは地獄でした。
怖い嫌い苦手が3拍子そろったこと毎週やるわけです。
人前でしどろもどろになり、
スピーチの内容も忘れたり、
顔が赤くなったり青くなったり、
さんざん恥をかきました。
いや、恥をかいたと思っていました。
ある日ふと、
「恥をかいたと思っているのは僕だけで、
クラスメイトは僕のスピーチや僕を気にもしていない」

ことに気がつきました。
母国語で喋っているので上手くないのは当たり前で、
クラスメイトは気にしていなし、
上手く喋れてないのはアメリカ人の子たちも一緒。
ようは期待が大きい故の自意識過剰だったんですね。

一般教科で取った心理学のクラスで、
「人は自分のこと話したいのであって、他人の話に興味は無い」と、
習ったのも後押ししてくれて、

スペイン語のクラスは、
たくさん発言の機会を与えられる授業だったのですが、
心理学の余談で習ったストックスピール
(得意な言い回しを数個用意しておくこと、占い師の技術)を使い、
ビールと美女を必ず絡めるキャラになり、
発言も受けたし、
例文を作るのも楽でした。
【毎晩】という単語を入れて文章を作る課題なら、
Yo beber cervezas todas las noches, com unas mujeres bonitas.
(毎晩僕は絶世の美女とビール飲んでいます)
みたいに。
※スペルや文法はもう忘れたんで間違ってても勘弁してくだい。

自分が怖いこと、嫌いなことの影には、
自分の大好きなことが隠れているかもしれません。

CAFE LABORATORY
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所長 完戸修平

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