心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

噂に上らないラーメン屋で過剰に分析してみた件

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山形県は、
10万人あたりの人口に対するラーメン屋の数が、
ダントツ日本一だそうで、
みなさん好きなラーメン屋の1か2つを持ってるような気がします。
カフェのカウンターでも、
「どこのラーメンが好き?」って話に結構なります。
米沢市内のラーメン屋なら、
お客様に質問すれば何かしら情報が入ってくるのですが、
そんな中、
誰からも噂や話題を聞いたことが無いラーメン屋を見つけたので行ってみました。

【話題に上らないラーメン屋】
米沢市民の目を掻い潜り営業してるのか⁉︎ってくらい、
だれからも「行った」とか、
「あすこは醤油ベースだよ」とか、
評判を聞いたことがないラーメン屋。
僕がそこに入ったのは葉巻を買いに行った通り道に、
偶然その店を見つけたからでした。

新しい建物だったので、
最近出来たのかなと思いながら入店。
中はテーブル3席、お座敷席3卓くらいの、
米沢ではよくある昔ながらのラーメン屋スタイル。
年輩の男性店員さん目が目が合うも、
「いらっしゃいませ」はない。
ざっと壁面メニューを確認して、
「中華お願いします」と注文をすると、
厨房にいた年輩の女性店員さんが僕を見てコクッと頷いた。
「はい」「中華ね」「かしこまりました」などはない。
しばらくしてトイレに行き、
席に戻ってくると、
ラーメンと伝票がすでに置いてあった。
「中華お待たせしました」などを聞けたかもしれないけど、
タイミングを逸した。
ラーメン自体は普通に美味しい米沢ラーメンでした。
伝票を持って支払いに行ったら、
中高年の男性店員さんがお金を受けとり、
僕は店を出るのですが、
その間「ありがとうございました」もない。

なんと店の方々の声を一度も聞くこともなく、
店を出たのでした。
なかなか今まで経験したことの無いスタイルの店でしたが、
僕なり何故それが起きたのか仮説を、
3つ考えてみました。

仮説1 【僕が圧倒的に悪い説】
僕以外のお客様は爺ちゃんと婆ちゃんしかいなかったので、
僕が「ここはそう言う店だ」と言う言語外の情報を受け取らず、
グイグイ彼らのテリトリーに入ってしまったため、
警戒させてしまった。

仮説2【14:30と言う時間が悪かった説】
楽しみにしていた賄いの時間を、
僕の来店のせいでご破算にされて機嫌が悪かった。

仮説3【元々そんな店説】
店員さんから何も言葉は発せられなかったけど、
そんなに「失礼だ!」「おかしいだろ!」と、
僕が思わなかったのは、
その店がずっとそのスタイルで営業している歴史を、
僕が感じたからかもしれない。
カフェで言えば栃木の名店SHOZO COFFEEのような、
静かなホスピタリティが売りなのかも。

なんにせよここはもう一度行ってみようと思います。
できればその時も「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」
とか言われない方が盛り上がるなぁ。

CAFE LABORATORY
Dococa coffee
COFFEE HEAVEN
LABO PLUS
所長 完戸修平