心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

なぜ僕はアートが好きなのか?あるいは好きなことの見つけ方。自己紹介その3

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 僕はコーヒー同様にアートが好きです。

高い視点でみれば、

他に好きな家具やコーヒーなどもアートと言えてしまうだろうけど、

もう少し低い視点の、絵や写真、彫刻などのアートのこと。

(画像は小さい頃、家に画集があって一番好きだったサルバドール・ダリ

【目を覚ます1秒前、ザクロの実の周りを1匹の蜜蜂が飛び回ったために見た夢】)

これは母と兄(けけさん)の影響だろうと思う。

 

は父と正反対で家の外にはあまり出ない人で、

趣味も手芸、読書、水彩画など人と会わなくても出来ることばかり。

自分のことにお金を使うことが殆どなく、

普段は贅沢をまっったくしない人なのですが、

アートに関わることになると、

シャガールの陶芸作品写真集4万とか、

新人作家のリトグラフ十数万など、

(目利きだったのか今その作家さんの作品は高くなっているようです)

たまにとんでもない買い物をするのでした。

 

そんな母とのお出かけは、

電車に乗って山形美術館や、

デパートで開催されている個展などでした。

山形美術館に初めていったときに、

たくさんの人が千円もはらって、

絵を静かに見ていることに衝撃を受けました。

なぜなら僕がオヤジ様に連れて行ってもらう喫茶店では、

自己紹介その2参照→http://s-shuhei.hatenablog.com/entry/2015/11/16/013503

大人達相手に色々やりとりをして、

ようやく400円くらいのモーニングのセットをゲットしているのに、

受付のおねいさんは、

立ってるだけで千円をもらっているように見えたからでした。

純粋に「アート凄い!」って感じではなかったのですが、

それがアートを好きになったキッカケでした。

 

あとは美術館ついでに不二家でパンケーキ、

ついでに山形駅デパートの中でにあるレストランでご飯など、

美術館に絡めた様々なイベントが好きだったのだと思います。

これが僕がカフェだけでなく街を作りたい源泉なのかもしれない。

 

 

小学校のころ、

は外遊びもしていましたが、

絵を書いて遊んでいる時間が一番長かったような気がします。

一緒にいる時間が長いので、

僕も必然的に絵を描くようになった。

兄の真似をして漫画の模倣をしていると、

ちょっと友達より上手くなって、

「上手いね!」なんて言われると気分が良くて、

もっと書いて上手くなろう!と思ってたくさん書いた。

結果、総合大学の芸術学部に入り、

なんとか卒業して、

今もカフェの傍ら彫金師もしています。

 

生まれながらに刻まれた【好き】もあるかもしれない。

でも小さい頃に脳に刻まれた【楽しかった】、

【凄かった】【美味しかった】【褒められた】は、

自分の好きなことのベースになっている可能性は高いと思います。

「自分の好きなことがわからない」ときは、

小さい頃好きだったこと、

親や養育者はどんな人で、

どんな環境で育ったか?を、

振り返ってみるとヒントがあるかもしれない。

 

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