心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

講演後の質問「決断できないんです」について考える

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3店舗のカフェ、講演、執筆、彫金師が主な生業の完戸です。

 

先日の講演で

「決断ができない。色々ちゃんと決めれるようになりたい」

という質問がありました。

これは色々な側面のある良い質問なので、

「決断」について考えてみたいと思います。

 

決断の前提は「自分のゴールが明確」なことなんだと思います。

目の前のケーキがとても美味しそうなのに「食べない」と決断するには、

「8㌔痩せて着たかった服が着れるようようになって、

今の自分よりカッコ良くなって楽しい、嬉しいと感じたい!」

という明確なゴールがあるからで、

ゴールとケーキを比較して、

ゴールの方が素敵と思えれば、

ケーキを食べないと決めて断つことができます。

ゴールが「なんとなく痩せてる方が良いかなぁ」だと、

ケーキが持つ魅力とゴールを比較して、

糖質や租借が持つ誘惑に勝てない(ケーキはドーパミンいっぱいでますからね!)

 

なので決断するためには、

自分がどんな人生を送りたいのか?

何が好きなのか?

仕事を通してどんな感情を得たいのか?

などなど、

自分が好きなことを知っている

そしてそれが自分がリアルにイメージできることが大事になります。

 

自分の好きなことがかわからない時は、

好きなこと、

欲しい物、

なりたい姿などを、

とにかく紙に書くのがおすすめ。

ちなみに僕は108個自分の欲望を書いてます。

自分の欲望の傾向を視覚で捉えると良くわかりますよ。

僕も書いてみてはじめて気がついた欲求がありましたね。

(写真のコトが108のなかに20くらい書いてあって自分でもびっくり)

 

ゴールがあるのに決断出来ない場合は、

恒常性の維持やグルコースにやられている可能性。

この2つは前の記事で触れているような気もしますが、

また書いてみようかな。

 

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