カフェって良い仕事ですよ。でも【地獄を見る覚悟】は必要です。
今日はカフェを開業したい方から、
色々質問が来たのと、
カフェやコーヒースタンドを、
なんだか素敵なフワっとした業界と考えている人がいるので
これはアンサーがてらの投稿です。
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赤ちゃんは、
放って置いたらご飯を食べれないし、
命がなくなってしまいます。
カフェも育児と似ていて、
少しも目と手を離すことが出来ません。
10前に始めたカフェは少し大きくなった子供と一緒で、
少し目を離しても予想がつくようになったけど、
内的、外的(コロナのような)トラブルも、
まだまだたくさんおきます。
それこそ大事に育てていかないと簡単に命がなくなります。
ちなみに飲食の48%が2年以内に閉店するのは、
大事な時期に自分の都合で簡単に休んだりして、
目を離すことが原因の1つなんじゃないかな。
(僕は1店舗で経験済み)
5年で閉店は70%、10年では83%が閉店します。
10年後も残るたった17%の店は、
選ばれたり続けて行ける理由を毎日作り続けている。
その中でも黒字の店はたったの2%です。
10年カフェを続けるのは数字で見るとなかなか大変ですね。
たけど子育てと一緒で、
店を作る、育てていくことは本当に楽しいです。
生半可では無い地獄を見るときもありますが、
それ以上の楽しさがあるから、
やっぱり今日もカフェをやろうと思っています。
まぁ、
楽して手に入れたものなんて直ぐに手放しますからね。
「カフェを始めてみたい!」方は、
クラウドファウンディングなどの浸透も相まって、
賢く始めれば資金もほぼ要らないし、
以前より簡単に始められます。
でもカフェを3年、5年、10年と店を続けたいなら、
【カフェを続ける理由があるか?(これがないと簡単に辞めます)】
【会社員などの自由な状態から、
わざわざカフェ経営という不自由さを、
自ら面白上がって取りに行けるか?】
【金銭的、精神的、肉体的な地獄を予想して、それを体験する覚悟があるか?】
などをちゃんと自分に問うてからはじめると良いと思います。
こういう記事を読んで「カフェ開業はやめておこう」と思うことは、
とても良いことだと思います。
当たり前ですが「それでもやる」と思える人にしか、
開業は出来ないですから。
さて、
僕もカフェ10年目の大事な1日を丁寧に。
皆さん素敵な一日をヽ(*´∀`)