心理学カフェ 

脳科学、心理学に精通するカフェオーナーのブログ

夢や目標を達成するのが上手い人は、意識か無意識で【このこと】を行っている

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「これを今やれば未来が変わる!」とわかっているのに、
なかなかその行動が取れないのが人間です。
その理由の一つは【恒常性の維持】。

 

恒常性の維持は、

脳の90%を占める潜在意識が行う、

いつもの生きれている自分を続けるための機能です。

暑かったら汗をかかせてくれて、

寒かったら震えて、

いつもの生きれている体温に自動で戻してくれるのも、

恒常性の維持のおかげです。

 

人間は人間である前に動物なので、

まずは動物として【生きれている】ことが一番大事です。

なので約21日間、

生きれていれさえいれば、

本人が望んでなくても、

それが脳にとっては正しい習慣になってしまいます。

脳は良い変化も悪い変化も、

生きれてる習慣から外れていれば、

【怖いからその行動は止めよう】

と無意識に自動で働きます。

例えば、

カフェを作るのが夢の人に、

良い物件の話が来たとしても、

【不景気だし】【子供がもっと大きくなてから】【お金が・・・】

などなど、

カフェを作らなくて良い理由が次から次へと浮かびます。

そして「今がタイミングじゃない」と決めて、

チャンスを前向きに逃します。

これを【創造的回避】と呼びます。

いつもの生きれている自分を守るために、

脳の潜在意識が自動で行う機能です。

 

不登校の子供が、

学校に本当に行きたいと思っていても、

過去21日間、

学校に行かずに生きれていれば、

動物としてはそれが正しい習慣になります。

なので「今日こそ学校に行こう」と、

カバンを持って家の玄関を出ようとすると、

凄まじい腹痛に襲われて学校に行けなくなります。

自律神経系や運動神経系を司る視床下部は、

潜在意識側にあるので、

習慣を守るためならば、

腹痛なども簡単に起こしてくれます。

 

「カフェを作りたい」「学校に行きたい」などの目標は、

脳の前頭葉(大脳皮質)に入っています。

この部分は脳のたった10%です。

ここに上げれることは、

意識的に出来ることです。

例えば、

息を止める、まばたきをするなどは、

普段は自動で行っていますが、

大脳皮質に上げるのでコントロール可能です。

 

心臓を3秒止める、

汗をかくのをやめる、

右手の爪だけ伸ばすなどは、

潜在意識側にあり、

意識に上げれないのでコントロールできません。

 

習慣も21日続ければ潜在化して、

心臓、汗、爪などと一緒でコントロールできないものになります。

なので、

夢や目標がどんなに素晴らしくて、

本当に欲しいものでも、

潜在意識との付き合い方がわからなければ、

いつまでたっても叶うことはありません。

 

夢や目標を叶えている人は、

潜在意識を自分の望むように変えたり、

恒常性の維持に邪魔された時に、

コントロールする方法を体感で知っているか、

勉強して知っているかのどちらかです。

 

コントロールの方法は、

段々と触れていきます。

 

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